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* 2004-10-28 更新
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Q. Windows XP に サービスパック2 を適用すると、クライアント・サーバ環境で運用していた図書館ナノが動かなくなります。
A. サービスパック2により導入される Windows ファイアウォールl により ネットワークからのコンピュータへのアクセス が遮断されてしまう状態になる為です。
内容
Windows XP に Service Pack2 を適用する事により、従来に比べ、 いくつかの点において、コンピュータの保護が強化されます。
・Windows XP Service Pack 2 の新機能について(Microsoft のサポートページへ飛びます)
このコンピュータの保護の強化の一環として、Windows ファイアウォールというソフトウェアが新たに導入され、自動的に機能が有効な状態となります。
・Windows XP SP2 の新機能 Windows ファイアウォールの概要(Microsoft のサポートページへ飛びます)
この Windows ファイアウォールは、
「ウイルスや不明な侵入者による潜在的なセキュリティ上の脅威からコンピュータを保護する(上記サポートページより)」という効果があります。ただし、行っているのは、ネットワーク側のコンピュータから発生した通信を全て遮断する、ということですので、ウイルスやセキュリティの侵害を起こすようなプログラム以外の、ネットワーク対応のソフトウエアの動作さえも阻害してしまうという結果となります。
この場合、Windows ファイアウォールが、有為なプログラムと有害なプログラムの区別や、通信に必要なポートの判断を自動的に行う事はできませんので、手動でユーザが指定する必要があります。
・Windows ファイアウォールの例外リストに手動でポートを追加および削除する方法(Microsoft のサポートページへ飛びます)
・Windows ファイアウォールの例外リストに手動でプログラムを追加および削除する方法(Microsoft のサポートページへ飛びます)
上記サポートページにおいて、手動で設定する方法が掲載されていますが、この設定を簡単に行うツールを用意いたしましたので、こちらをお使いください。
・Windows ファイアウォール簡易設定ツール(WinFW_OpenFBPort.zip 311バイト)
上記リンクをクリックして、ファイルをデスクトップに保存します。次に、デスクトップに保存された「WinFW_OpenFBPort」という名前のファイルをダブルクリックします。すると、画面上に新たにウィンドウが現れ、その中に歯車のアイコンのファイルがありますので、それをダブルクリックします。一瞬黒いウィンドウが現れますが、すぐに消えます。以上で設定が完了しますので、画面上のウィンドウを閉じて下さい。またデスクトップに保存したファイルは削除しておいて下さい。
尚、クライアント・サーバ環境ではなく、スタンドアロンで運用されている場合において、この変更を行う必要は無く、そのままお使い頂けます。